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電子チケットは転売問題を解決できるのか 現状と課題、今後の展望を「tixeebox」プロダクトメンバーに聞く

 

一方で、これまで何十年も変化してこなかったチケット販売システムについても、見直しの必要性が叫ばれています。そこで注目を集めているのが電子チケット。多くの人が持っているスマートフォンを利用した本人認証により転売を防止する効果があるということで、導入する興行主が増加しています。今後、電子チケットの普及により転売問題は解決に向かうのでしょうか。電子チケット発券アプリ「tixeebox(ティクシーボックス)」を運営するLive Styles株式会社・株式会社DMM.comの皆さんにお話を伺いました。

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▼ お話を伺った方
Live Styles株式会社:佐藤美幸 様
株式会社DMM.com イベント事業部 ディレクター:長井和裕 様
株式会社DMM.com イベント事業部 事業部長:池田春彦 様
(左から)

── チケットの転売問題が話題になっていますが、昨年ごろから特に注目されているように感じます。転売問題の背景について教えてください。

池田 転売問題自体は昔からあったのですが、2016年の夏に音楽業界全体で「転売NO」を掲げたキャンペーンを始めたことで注目が集まりました。定価より高い価格でもチケットを売買できるサイトが大々的にテレビCMを打ち始めたことがきっかけの一つになったのだと思います。

▽ チケット転売問題 #転売NO

佐藤 CM効果で、チケットの二次流通サイトがいわゆる“公式”であると勘違いする人が増えましたからね。

池田 ただ、アーティスト側が定価より高い価格での転売をしないでほしいと主張しても、こうしたサービスを法的に制御できないというのが現状です。そこで注目されてきたのが電子チケットです。tixeeboxは2年前の2015年から運営していますが、昨年の「転売NO」をきっかけに引き合いが増えています。

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── tixeeboxには転売を防止するための機能があるそうですね。

池田 レベル別転売防止機能ですね。tixeeboxではSMSによるアカウント認証を行っており、パスワードによる比較的簡単な認証から、電話番号と名前を登録してもらう厳格な認証まで、認証のレベルを選択することができます。この公演は人を集めたいから縛りを緩くしよう、この公演は転売の恐れがあるから縛りを厳しくしよう……というように、主催者側で認証のレベルをコントロールすることによって転売を防止する効果が期待できます。

▽ 電子チケット発券アプリtixeebox(ティクシーボックス)

── 一緒に行く友人の分も含めて一人が複数枚チケットを購入した場合はどうすればいいのでしょう。

池田 同時入場する場合は、1回のもぎりで入ることもできますし、もし個別で渡したいという場合は、取得したチケットをQRコードやLINEなどで事前に同行者へ分配できる機能があります。

── 分配分が転売される恐れはないのでしょうか。

池田 申し込み時に同行者を指定する機能を使うことで、指定した相手のみ入場させることができます。ここに制限をかけることで、転売を防止する効果を高めることが期待できます。

佐藤 転売時に高額で取引されるのは、例えば2枚チケットを買って、そのまま2枚で売りに出すというケースなんです。tixeeboxでは購入者の分はそもそも分配できませんから、分配機能を制限しなくても高額での転売はしにくいのです。

長井 他の転売防止機能として、座席表示時期設定機能があります。チケットに座席を表示するタイミングを主催者側で決めることができるので、例えばイベント当日のもぎりの時間までチケットに座席が表示されないように設定し、座席の場所によるチケットの高額な転売を防ぐことができます。

── なるほど。では自分自身の分も含めてチケットを譲りたい場合は?

池田 どうしても行けなくなったのでチケットを譲りたいというユーザーのために、譲りたい人と購入したい人をマッチングさせるDMM Passストアも用意しています。主催者がリセールを許可したチケットは、このサービスを通じて他のユーザーに定価で譲ることができます。

── リセールの状況はいかがでしょう。

佐藤 利用は増えていますね。対応していない公演もあるので、そこは主催者側と相談しつつ、調整していければと思っています。

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── 転売防止に電子チケットがかなり有効であることがわかりました。逆に電子チケットが普及する上で何か課題はあるのでしょうか。

池田 1つは現場のオペレーションの問題です。現場のスタッフやアルバイトの方がまだ電子チケットに慣れていないのです。ただ、1回やり方を覚えれば2回目からは大丈夫なので、しっかりオペレーションを浸透させていけば解決する課題だと考えています。

佐藤 実際に触ってもらうと「紙チケットより電子チケットの方がいいね」と言っていただけることも多いですね。例えば1日に複数公演ある場合、紙チケットだと違う日時のチケットをもぎってはいけないので、1枚ずつちゃんと確認しなければならず、意外と入場に時間がかかります。電子チケットだと、例えば日時によって画面に表示されているチケットの色を変えて視認性を上げることもできるので、実は紙チケットよりも公演日時の確認が速くて確実です。

池田 もう1つの課題は、規格の統一です。電子チケットって、QRコードやtixeeboxのように画面をスワイプするなど、体裁にいくつかのパターンがあるんです。イベントによって電子チケットの入場方法が異なると会場のスタッフさんは混乱しますよね。

長井 その点、現場のオペレーション面に着目すると、紙のチケットはどのイベントであっても「もぎる」という同一のオペレーションでいいところがよくできたシステムなんです。だからこそ今まで何十年も変わってこなかったわけですが。

池田 興行にとっては、紙チケットと電子チケットを併用するところもあります。その場合、入り口も紙チケットと電子チケットで分けるのではなく、同じレーンで入場できるのがほとんどです。tixeeboxは電子チケットですが、やっていることは画面上でチケットをもぎる動作なので、紙チケットに比べてもあまり違和感がないんですよ。

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── スマートフォンを使ってもぎるとなると、通信やアプリのエラーなどのトラブルも考えられませんか?

池田 入場のときにスマホの電源が切れてしまうとか、壊れてしまったとか、そういったトラブルは考えられます。対策は今後考えていきたいですね。

── ただそう考えると、紙チケットにも家に忘れてきたとかなくしてしまったといったトラブルはありますよね。逆にスマートフォンは常に持ち歩くので、こうしたトラブルは少ないかもしれません。一長一短なんですね。

長井 あとは通信状況が悪くて認証に時間がかかるというケースも考えられますが、tixeeboxは通信状況にかかわらずオフラインとオンラインのいずれであっても「もぎる」という同一のオペレーションで入場できるので問題ありません。

池田 何万人も入るような大きなコンサートでも導入していただいていますが、おかげさまで今までトラブルは起きていません。この手のサービスは1回でも問題が起きるとネガティブな見られ方をするので、絶対にトラブルを起こさないようにやっていきたいですね。

── スタッフの方がオペレーションに慣れて、トラブルへの対応がしっかり確立できれば、電子チケットは一気に普及しそうです。お話を伺っていると、電子チケットのメリットは転売防止以外にもいろいろとあるんですね。

池田 そうなんです。例えば電子チケットなら、紙チケットにはないような特典も簡単に用意できます。もぎるとランダムでアーティストの写真が表示されたり、tixeeboxでしか見られない映像が流れたりといった付加価値を与えることもできます。転売防止を目的に電子化するというよりは、そもそも電子チケットの方が優れているから導入して、結果として転売防止にもなった、という流れになっていくのではと思います。

── tixeeboxはどれくらいのペースで伸びているのでしょうか。

池田 具体的な数字は出せないのですが、かなり伸びています。会場の規模も最初はアリーナのような大きなところが多かったのですが、今は小さめのライブハウス系でも導入していただいています。ジャンルも音楽だけでなく、舞台公演や映画館での舞台挨拶など、幅広いイベントでご利用いただいています。

── 潮目はいつ変わるでしょうか。

池田 数年前まで電子チケットは目新しいものという印象が強かったのですが、今はそのフェーズから、高額転売防止というキーワードをベースに普及が進んでいると感じています。そしてこれからのフェーズとして、転売対策だけでなく、ただ入場するためのツールから新たな付加価値の提供をすることで、ユーザー体験の最大化を行っていくことが重要だと思っています。それこそ2020年の東京オリンピックまでには状況が大きく変わっているんじゃないかと思いますね。

佐藤 最終的には「まだ紙チケットなの?」と言われるくらいまで電子チケットが浸透してほしいですね。

── ありがとうございました!

 

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