倒産品/在庫処分品メールを分析していました。ここ数か月、倒産品/在庫処分品メールのメール配信を受けていますが、分かったことがあります。
それは、倒産品/在庫処分品メールは、売り手と買い手をマッチングさせるシンプルな仕組みを採用しているということです。
通常の卸問屋サイト(仕入れのネッシー、スーパーデリバリー)では、通常、卸サイトが会員である卸業者やメーカーから月額費用をもらって、卸サイトに、商品を掲載する仕組みがありますが、倒産品/在庫処分品メールでは、シンプルにメールでのマッチングをしているのです。
メールだと、サイトを維持する費用もないでしょうから、WebAboutさんに、コスト(経費)はほぼかかっていません。そのため、売り手と買い手がほぼダイレクトに取引できるのです。
これまでの流通というのは、昔から、メーカー→一次問屋→二次問屋→三次問屋→小売店→消費者という流れが多く、無駄に中間マージンがかかっていますよね。
小売店に商品が到着するまで、中間業者である卸問屋のマージンが上乗せされているので価格が上がっているのです。最近では、市場環境の変化に伴い、卸問屋が直接、消費者に売るような流れもでてきています。これは、もはや既存の流通ルートでは、価格的に、商品流通させることが難しくなってきていることを示す兆候だと思います。
そのような流れの中で、WebAboutさんでは、倒産品/在庫処分品メールというサービスをだされ、倒産品を中心に、売り手と買い手をメールだけでマッチングさせています。
問屋の中抜きとはこのことかもしません。商品流通において、問屋を抜くというのは、実はさまざまハードルがあり、難しいのです。問屋には問屋の機能があり、決してマージンを上乗せするだけの存在ではないのです。
しかしながら、卸サイトなどを作って、結果的に小売店が月額会費を支払い、その負担コストは、最終的には、消費者へ商品販売する際の価格に転嫁されるのであれば、商品流通の過程で、割高な要因となるコストはできるだけ省いた方がお客さんの為にも良いでしょう。
それをシンプルに実現しているのは、メールで売り手買い手をマッチングさせるという「倒産品/在庫処分品メール」なのですね。
私はこのサービスに価値を感じているので、こうして紹介していますが、もし、同じようにこの倒産品仕入れのサービスが気になる個人事業主、法人などネットショップ運営者さんがいたら、ご連絡ください。
私から、WebAboutさんへ、貴方を ご紹介できると思います。